ウェブデザインに関することになりますが、バナーを作成する際、あえて素人感を丸出しにした方がリアルな感じが出てクリック率が高くなるケースがあります。
プロっぽいバナーの場合、業者が作成していることがバレバレですので、そこには外注化という費用が発生していることになります。
費用が発生しているということは、当然、何らかの利益があるからこそ費用をかけているわけです。となると、そこで公開されている情報はお金をもらっているからよく書かれているのではないか、あるいは何らかのバイアスがかかっているのではないか、正確な生の情報ではなく、ステルスマーケティングなのではないかという疑問が頭をかすめてしまうわけです。
一方、いかにも素人感丸出しで手作り感のあるバナーの場合、いい感じのリアル感が出てきて、意外とクリック率が高くなるケースがあるのです。このような理由で、販売業者はお金をかければかけるほど成約率が低くなってしまうという、不思議な現象を目の当たりにすることになります。
ただ、素人感丸出しといっても、独特のリアルな感じがでていれば特に問題ないのですが、かなりむごい場合は情報の信頼性にも悪影響が出てきますので、この辺のさじ加減が重要になります。
不快感を与えてしまうほどむごすぎず、かといって、無味乾燥で味気なくなってしまうほどプロすぎずのさじ加減をうまく調整して、リアルっぽい感じのバナーを作成すると成約率も向上していくことでしょう。