コンテンツのフロンティア・スピリット

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キーワードの検索回数をチェックし、検索回数の多いキーワードでコンテンツを作成するSEO対策がありますが、この方法はその検索キーワードにコンテンツが引っ張られてしまう点で注意が必要です。

本来書くはずだった内容をAとしますと、キーワード検索回数のチェックにより、Bという内容に仕上がってしまい、本来書きたかった内容からズレて不自然な内容に仕上がってしまう弊害があります。

また、他の人も同じ方法をとることにより、検索結果では同じようなタイトルが並んでしまうことになり、オリジナリティーが消失してしまう弊害があります。

特に、ライターに記事を依頼して作成する場合はこのようなパターンが多く、最近のインターネットの風潮にぼくは危機感をいだいております。

全員が全員、検索回数の多い既存のキーワードを元にコンテンツを作成した場合、新しいキーワードもコンテンツも世の中には生まれて来ません。結果として、ネット上には似たようなコンテンツばかりが生まれてしまい、多様性が失われ、社会の進歩が停滞してしまうことになります。

ウェブマスターたるもの、常にコンテンツのフロンティア・スピリットを持ち続け、新しいキーワードを開拓する必要があります。

しかしながら、現実問題でいいますと、このような方法はアクセスアップには全くつながりません。それもそのはず、誰も知らない新しいキーワードは誰も検索することがなく、アクセスの流入につながらないからです。

悲しいかな、誰にも検索されないコンテンツというのは、この世に存在しないも同じなのです。

以上のような理由にて、フロンティア・スピリットを持つべきだとは思いますが、機械的に検索回数の多いキーワードに寄せてコンテンツの作成を行った方が、アクセスアップの面では有利といえるでしょう。