ウェブ作成費用をいくらに設定するのか?

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最近、訪問者の方からウェブサイト修正のご相談があり、費用をとるべきか、有料で対応すべきかで悩んでおります。個人サイトの引越をしたいとのことで、ある程度のページ数があるサイトなのですが、サイトの構造を大幅に変更する必要があるので、正直、面倒くさくてやる気がしません。

非常に多いご相談は、無料ホームページスペースで作成していたものの、独自ドメインでサイトを運営したいというケースなのですが、その引越を行うにあたり、どのようにするのかで悩んでいる方が多いようなのです。

ただ、人様のサイトを修正するのでしたら、自分のアフィサイトを修正した方がぜんぜんよいですし、1万、2万の費用でやるのも気が向かないのです。

ただ、せっかく訪問された訪問者様は大切にしたいという気持ちもありますし、無償で対応しようか、費用をとるべきかで悩んでおります。

この点、サイト作成については、なんでそんなに費用がかかるのか?と疑問に思う方もいらっしゃるようなのですが、これは費用がかかって当然です。

1サイトを引越しするのに、2,3時間で済むわけはないですし、たいていは1日がかりとかになってしまうものです。ウェブデザインについても、オリジナルの案を出し、メール対応も何度か繰り返す必要がありますので、1万、2万でしたら正直、時給千円でバイトしていた方がまだマシです。

つまり、コストがかからず、原価ゼロで対応できる仕事なのに、何でそんなに費用がかかるのかという認識の人が多いのですが、人件費のみでも数千円程度で対応できるものではないのです。コストはかかりませんのでゼロ円でもできますが、自分の時間を使って対応するわけですし、サイトをうっかり消失してしまうリスクもある以上、時給2千円程度は最低限は頂く必要があるのです。

リダイレクトに失敗してアクセス数がゼロになったとか、あるはずのファイルを消失してしまったとか、検索順位が大幅に下落してしまったとか、そういったリスクを抱えた上での依頼になりますので、神経と気を使う必要があり、普通はお金をもらえるとしてもやりたくはないのです。

自分のサイトを修正して、アフィで稼いだ方がよっぽどいいです。

そのような次第で、無償でやる人もいるのかもしれませんが、ボランティアは止めた方がよいです。きっちりお金をとるとこはとらないと、自分が苦しくなってしまいますのでそれはよくありません。自分がやったことに対する報酬を頂くのは当然のことであり、無償での対応は自分のスキルに対する冒涜です。

できるだけ、ボランティアでやるのは避けた方がよいと思います。