アフィリエイト Category

Google Adsenseを5年ほどサイトに掲載しており、今までデータの確認をしたことがなかったのですが、ここ1か月ほどどのような掲載方法がよいのかを試行錯誤しております。

個人的には、明確に広告とわかった上でクリックしてもらいたいため、あまりサイトに溶け込む形の広告は好みではありません。広告であるにも関わらずクリックされる場合、それだけ興味関心があるということなので、遷移先の広告主のサイトでも成果は発生しやすくなるものと思います。

僕もニュースサイトなどでは月に何回かは広告をクリックするケースもありますが、広告とはわかっていてもクリックせずには居られない瞬間というのがあります。

後からあの広告は何だったのだろうと気になっても、そのサイトで同じ広告が表示されるとは限らないので、表示された時点でクリックする必要があり、その場合はすぐに購入に至るケースも多いです。

僕が自サイトでアドセンスを掲載する場合もそのようなパターンを想定しており、誤クリックや興味のない人にクリックしてもらっても仕方がないという認識があります。クリックされると報酬にはなりますが、可能な限り意味のないクリックを極力排除するという点を重要視しています。

そのため、誰にでも明確に広告とわかるオーソドックスな 「336×280」の四角いバナー広告をメインに掲載しています。また、テキスト広告などの色もサイトに調和する形にはせず、デフォルトのままで使用しています。

ネット上ではクリック単価がいくらとか、インプレッション収益がいくらなどのデータを元にアドセンスの掲載を模索している人も多く見受けられますが、そういったスタンスでは意味のないクリックも増えてしまう可能性があります。

アドセンスはクリック報酬のアフィリエイトではありますが、訪問者に安易にクリックさせないことを心がけてみると収益の向上につながるかもしれません。

ウェブサイトの収益力をワンランク上に高めるには、検索機能を利用して他社との差をつけるのが効果的です。これにはプログラムの知識が必要になりますが、より精度の高いシステムを構築したサイトが一歩先を行くことになるでしょう。

例えば、求人サイトなどで膨大な求人情報を登録し、そこから様々な条件を指定して検索できる仕組みにするとユーザーの満足度が高まります。

実際、これを利用した企業もちらほらを見受けられますが、大きな収益を獲得して上場しているケースも多いようです。

この点、単にHTMLとCSSのみで構築するウェブサイトよりも、何らかのプログラムの知識を身に付けてサイトを構築した方が強みがあるということがいえます。

グーグルなどの検索エンジンはまた別になりますが、大きくいえば、コンテンツがなくても、プログラムのみのサイトでも膨大な収益を生み出すことが可能となります。

一方、単にコンテンツのみのサイトの場合、簡単にコピーされてしまう可能性があるため、永続的な収益には結びつかず、せいぜい数千万円どまりの収益が限界といえるかもしれません。その壁を打ち破るには、プログラムを組めることが重要な要素ともいえるわけです。

先日の経済財政諮問会議で会社員の副業を促進する改革案を提案したようですが、今後は副業OKの会社が一般的になってくるかもしれません。サラリーマンの平均年収がここ20年で50万円程度減少しており、働き盛りの年齢層では約200万円も減少しているといわれていますが、副業を促進することで収入を多くするという考えのようです。

ただ、実際にはサービス残業の多い会社が多いですし、アルバイトなどの副業を掛け持ちするとなった場合、精神的な負担がかかるため、あまり現実的ではないのかもしれません。副業の負担で本職がおろそかになり、出世に響いて年収が下がったりすると本末転倒です。

そうなると、ネットで稼ごうという人も出てくるかと思いますが、いわゆるアフィリエイトによる副収入を得ようと考える方も出てくるかもしれません。

けれども、アフィリエイトの副業は片手間でできるものなのでしょうか?

あくまで主観ですが、私は片手間でネットで稼ぐというのはかなり難しいものと思います。

といいますのも、アルバイトのように自分の時間や労働力を切り売りして稼ぐものではなく、広告サービスを売る事業になるわけですので、これはビジネスそのものだからです。「何十時間もかけて頑張ったのに、稼げたのは数千円…。」というケースは多々あり、稼ぐにはセンスや努力、精神力に加え、ウェブ作成のスキルなども必要とされます。

一からビジネスを組み立てる必要があり、それには自分の頭で考える必要があるのです。アルバイトの場合、言われたことだけやっていればいいので頭を使う必要はありませんが、アフィリエイトの場合は誰も稼いでいない分野でコツコツと取り組んでいく必要があります。

会社員の方でアフィリエイトによる副業を考えている場合、やればやるだけ稼げるというものではないので、その時間をアルバイトで稼いだ方が収入にはなると思います。今まで月給や時給で雇用されてきた働き方しかしていない場合、頭を切り替えてビジネスとして取り組まないと、多くの時間をかけても1円も稼げない結果になってしまう可能性があるので注意が必要です。

企業が広告を配信する理由は商品なりサービスなりを消費者に購入して欲しいからですが、最近はスマートフォンやタブレット端末を利用する人が爆発的に増えてきております。

その分、モバイル広告を配信する企業も増えてきておりますが、必ずしも売上に直結するというわけではありません。というのも、スマホやタブレット端末でネットショッピングをする人はまだまだ多くはないためです。

大部分の人は、未だPC経由で商品を購入している実態があります。携帯ゲームや音楽などの1部のカテゴリーを除いて、大部分のカテゴリーではパソコン経由で購入する人が多い傾向にあります。

「なぜ、スマホ経由で商品を購入しないのか?」については、得られる情報が限られている点にあります。


例えば、ノートブックをネット上で買うとしましょう。

その場合、人気の機種を探り、購入する商品の候補をいくつか調べます。次に、それぞれの商品について、ネット上で画像などを検索し、実際の使用感やレビューなどのブログをチェックするかと思います。

また、気に入った商品が出てくれば、型番などで検索をかけ、最安で購入できるショップをネット上で比較するかもしれません。さらに、送料やそのショップのレビューなども調べるかと思います。

このプロセスを得るためには何度も検索をかける必要がありますし、詳細まで比較できる大きな画像が必要になります。多数のショップを比較してチェックする必要がありますが、これをスマホでやるとなると、回線の反応速度やキー入力の制限を考えると膨大な時間がかかるはずです。

その分、詳細まで比較・検討することをせずに、たまたま売っていたショップで購入してしまうはずです。結果として、あっちで買った方が数万円も安かった…などといった結果になってしまうことでしょう。

なので、ネットのリテラシーがある程度あれば、大多数の人はPC上からショッピングをするはずなのです。スマホから購入する人は、携帯しかネットに繋がる環境を持っていない人か、もしくはパソコンにあまり詳しくない女性ユーザーかと思われます。

また、セキュリティー的にいっても、スマホはクレジットカード情報を入力する際の確認がしずらい面があります。PC上から購入する場合なら、httpsなどの暗号化されたページかどうかは、ブラウザで容易に確認することができますが、携帯やスマホ端末においては、例えフルブラウザであったとしてもそれができないです。


その点、楽天やアマゾンなどの既にユーザー登録やクレジットカード情報の登録が済んでいるサイトでないと、なかなか購入には踏み切れないのです。

スマホやタブレット端末のユーザーが激増しても、それがそのままモバイル広告の激増にまではつながりにくい傾向があり、今後もそれが改善されていく見込みは薄いといってもよいかもしれません。
近年、ビックデータの活用が話題になってきておりますが、サイト運営においてもデータの収集作業というのは非常に大切になってきます。例えば、コンバージョンレートなどの指数は、サイト上にアフィリエイト広告を掲載する上での重要な判断材料となるわけです。

このような広告掲載以外にも、SEO対策においては、施策した結果の順位の変化を把握しておくことは重要なポイントとなってくるわけです。

データを取ることでサイト運営を効率的に推し進めることが可能になりますので、基本的なデータというのは毎日チェックしておくとよいでしょう。

また、このような実務的な利点のほかにも、目標値を定めるという意味でも重要な意味があります。人間というのは、目標がない状況ではそこに到達することはできません。ある日突然、売上が倍になるということはなく、倍にしよう、倍にしたいと思った結果として現実的にも倍になるのです。

その際、日々、データを集計して把握しておく作業というのが絶対的に必要になります。

もちろん、データの集計自体では売上が増えることはなく、実際にサイトの内容を充実させる必要があるわけですが、それも現状を的確に把握し、それを改善しようという意識があってこそ成り立つものなのです。

そういった意味で、アフィリエイト報酬などの月次データやSEO対策の順位変動の把握、あるいはアクセス解析のデータの把握などは確実に実行しておくことをおすすめします。