今年は常時SSL化がウェブサイト運営において重要なポイントとなりましたが、複数のサイトを運営している場合、全サイトで対応するのには何かと手間がかかるものです。
特にサーバー会社が無料の独自SSLに対応していない場合、サーバーの引越をしなければいけませんし、それに伴うCMSの再インストールなどで膨大な手間がかかる傾向にあります。
当サイトではwappyを利用しているのですが、残念なことに、この無料の独自SSLには対応していないため、別途に3万円程度の費用がかかってしまうようなのです。そのため、いずれは引っ越しをせざるを得ない状況なのですが、何かと手間がかかるため、現状ではそのままの状態で運営しております。
概ね、日本のサーバー会社全体の7割程度は無料の独自SSLに対応済みと感じていますが、残りの3割程度は未対応のままといった印象を受けます。
おそらく、次の年間契約更新のタイミングでサーバー移転を検討している方も多いものと思います。今後は無料の独自SSLに対応している大手のサーバー会社にシェアが集中してしまうのではないか、そう感じています。
ただし、ネットサーフィンをしていますと、意外にも通常のHTTPサイトが検索で上位に表示されているケースもまだ多く、SEO対策上はそれほど重要ではないのかなという気もしています。
いずれにしても、対応して損になるケースはまずありませんので、早めに対応することをおすすめします。