2014年2月 Archives

URL正規化に使用されるlink rel="canonical"ですが、これを設定しても反応が悪いと感じるケースがいくつかありました。正規化の効き目が悪いと感じることがあったのですが、よく見てみると相対リンクで指定していたため、これが原因だったのではないかと感じております。

グーグルヘルプにも「相対パスではなく絶対パスを使用します。」との記述がありますので、rel="canonical"で正規化する際には絶対リンクにするべきです。

これの理由についてですが、相対パスの場合、「wwwあり・なし」に加え、最近では常時SSL化が必須の要素とされていますので、「httpsとhttp」の2つのバージョンもあるかと思います。合計で4つのバージョンが考えられますので、相対リンクの場合はどれが正しいURLなのかの判断がつきづらいのではないかと感じています。

一義的に決まる絶対リンクで設定しておいた方が検索エンジンフレンドリーですし、検索エンジンフレンドリーであるということは、すなわちSEO対策であるともいえるわけです。

これはおそらく、携帯ページを指定する際のmedia="handheld"のようなタグでも同様のことがいえるのではないでしょうか?

URLを指定するような場合には一義的に決まる絶対リンクで指定することをおすすめします。

ちなみに、この"canonical"の読み方についてですが、「カノニカル」というのだそうです。ずっとカノニアルと呼んでいたのですが、正しくは「カノニカル」だったようですね。

ここ数年ほど中古ドメインを収集していたのですが、管理数が多くなってきたので整理することにしました。だいたい300ドメイン程あり、複数のレジストラで登録しております。

以前まででしたら、300ドメイン程度の管理コストは特に何ともなかったのですが、最近の円安の影響により、だいたい2割程度は更新費用が割高になってきています。これに伴い、ただ保有しているだけの遊んでいるドメインにつきましては、思い切って捨てることにしたわけです。

2か月ほど前から処理をしはじめまして、だいたい20ドメインほどが終了したところです。

処理できる場所といいましても、ドメインのオークションサイトになるのですが、ほとんど2足3文程で処理しております。

1個だけ、タイミングよく売却してくれというドメインがありまして、それ1個で2万円ぐらいはゲットしたものの、あとはほとんど500円とか1000円とか、高くても5000円程度にしかなりません。

でも、どうせ更新するには費用がかかったわけですし、それを処理した上で数万円程度はゲットできましたので、コスト的には10万円ぐらいは経費削減できたと感じております。

ただ、こうも管理数が多くなってきますと、出品作業が面倒くさくなってしまって、そんな時間をかけるぐらいなら、10万ぐらいなら払ってしまった方が効率的だなと感じております。

ドメイン300個のコストといいましても、せいぜい年間30万円程度なものですし、税金関連で何百万円も払っていることを考えますと、その分を経費で使ってしまった方がいいのではないかと。

できれば、会社の利益が出そうになったときに、まとめて数年分程度の更新をすませて節税したいなと思っているのですが、たぶん、NGかと思うので1年ずつ更新しています。

また、ドメインと税金の関係でいいますと、通信費にあたるのか、それとも保有資産にあたるのかの違いがよくわかりません。もちろん、ドメイン名は個人や会社で所有できるわけではなく、1年ごとの更新で管理団体からレンタルしているにすぎないわけですが、実質的には所有しているようなものです。

この点、レンタルしているものに対して、償却資産というのもおかしいでしょうから、まとめて数年分を更新して毎年償却するのもどうかと思いますし、そもそも借りているものを資産といえるものかどうか、この辺がよくわからないのです。

税務署でどういった認識なのかは不明ですが、その辺の情報が分かりましたら、また当ブログ上にて公開させて頂こうと思っております。

先日、初めて気がついたのですが、空白スペースの取り扱いがブラウザによって違うようです。

テーブルタグで表を作成しており、thの横幅を均等に割り当てたいため、文字数を統一するために空白スペースを挿入していたのですが、これをやってしまうと崩れてしまうのです。

例えば、thに「にんじん」「なし」「卵」などと記述する際、最大の文字幅が4文字ですので、半角や全角の空白を入れて「にんじん」「 なし 」「  卵  」などとして全て4文字にして揃えようとしたわけです。

最近はスマホへも対応する必要が出てきましたので、paddingやwidthはできるだけ指定せず、フォントサイズと文字数を調整することでシンプルに対応しようと考えたのです。

けれども、ie、firefox、chromeでそれぞれ表示が違ってきます。

特に、ieの場合、後ろに入れた空白が無視されてしまうようで空白が反映されません。実際参照の空白スペースには、半角「 」はあるものの、全角に該当するものがないため、半角をふたつ入力したりしても効かないようなのです。

なぜ、このような仕様になってしまうのか?

空白を入れたのだから、入れた状態で表示するのが筋ではないかと思うのですが、たぶん、文字を入力した後、間違ってスペースキーを入力してしまうケースもあるから、後ろのスペースをカウントするのは1個だけにしようという趣旨ではないかと思います。

それで解決策を探していたのですが、対応方法はなかったです。

結局、空白スペースで横幅を調整するのはあきらめ、paddingのみで対応することにしました。このpaddingについても、フォントスタイルを揃えておかないと表示が崩れてしまうので注意が必要です。

デフォルトではchromeはメイリオですが、ieなんかはゴシック何とかだと思うので、プロポーショナルフォントと等幅フォントの違いにより、paddingで調整しても表が崩れてしまうようです。

近年、ビックデータの活用が話題になってきておりますが、サイト運営においてもデータの収集作業というのは非常に大切になってきます。例えば、コンバージョンレートなどの指数は、サイト上にアフィリエイト広告を掲載する上での重要な判断材料となるわけです。

このような広告掲載以外にも、SEO対策においては、施策した結果の順位の変化を把握しておくことは重要なポイントとなってくるわけです。

データを取ることでサイト運営を効率的に推し進めることが可能になりますので、基本的なデータというのは毎日チェックしておくとよいでしょう。

また、このような実務的な利点のほかにも、目標値を定めるという意味でも重要な意味があります。人間というのは、目標がない状況ではそこに到達することはできません。ある日突然、売上が倍になるということはなく、倍にしよう、倍にしたいと思った結果として現実的にも倍になるのです。

その際、日々、データを集計して把握しておく作業というのが絶対的に必要になります。

もちろん、データの集計自体では売上が増えることはなく、実際にサイトの内容を充実させる必要があるわけですが、それも現状を的確に把握し、それを改善しようという意識があってこそ成り立つものなのです。

そういった意味で、アフィリエイト報酬などの月次データやSEO対策の順位変動の把握、あるいはアクセス解析のデータの把握などは確実に実行しておくことをおすすめします。

インターネットにHTML5が登場して久しいですが、以前までのxhtmlと比較して大きな違いはセマンティックなウェブ作成により近づいた点にあるかと思います。

<header>や<footer>などの新しいタグの出現により、要素に意味付けがされることになりました。

おそらく、以前までの<div id="header">などの記述方法では、これがヘッダーにあたるのか、コンテンツにあたるのかは、おそらくは検索エンジン側では判断できなかったのではないかと感じています。

<div id="">の属性にheaderと入れても、それ自体には意味がなく、単なる<div>を指定する属性としての記号にすぎなかったわけです。

ただし、あくまでも「おそらく」ということですので、検索エンジン側では<div id="header">をヘッダー部分とみなすアルゴリズムがあったのかもしれませんが、このあたりは検索エンジン側でしかわかりません。

けれども、HTML5から<header>や<footer>、あるいは<nav>や<article>などの<div>ではない新しいタグが登場したことにより、意味に違いを明確に伝えることが可能になっています。つまり、今までのように<div>のidにheaderを入れただけでは、しょせんは<div>にすぎなかったということです。

ただし、最大のセマンティックはコンテンツにあるわけですので、htmlがセマンテックになったとしても、それは形式的なものにすぎませんが、一方で形式的であるからこそ、明確に意味を伝えられることが可能になったのだろうと思われます。

htmlソースの先頭部分で<div id="header">とあった場合、これはおそらくはヘッダー部分であろうという予測はついていたとは思いますが、<header>要素の登場により、この「おそらく」という不確かな部分がなくなった利点があると思われます。

いずれにしても、セマンティックなサイト運営者からみれば、便利なタグが登場してきたことでウェブ作成の幅が広がったものと思われます。

SEO対策でこちらのようなIP分散サーバーを利用している方も多いと思いますが、逆にペナルティーのきっかけになるケースが多いものと思われます。

例えば、100 IPアドレスとか用意するのかもしれませんが、IP分散に特化したサーバーというのは、サーバーがダウンしますと一気に100本の被リンクが消失してしまいます。さらに、数日でサーバー障害が復活した際には、また一気に100本の被リンクが増加してしまうことになります。

検索エンジンは急激な被リンクの増減には敏感ですので、これでペナルティーを食らい、永久にペナルティーがかかり、全てがおじゃんになる危険性が常に存在しています。そのような意味で、IPアドレス分散がうんぬんと言っているSEO業者に依頼する際には注意した方がよいでしょう。

そもそも、そのようなIP分散用のサイトというのはペラいサイトばかりですので、その辺で売っている記事を購入してきて、中古ドメインを使用しているケースが多いものです。

ネット上で上位表示されているサイトを確認してみますと、そのような方法で上位表示されているケースが未だにかなり多い状況ですので、まだ有効といえば有効なのかもしれませんが、リスクの高いSEO対策と考えておいた方がよいでしょう。

もし、そのようなサイト運営にかける時間と費用があるならば、運営するサイト数は少なくても、こつこつとコンテンツを構築していった方がはるかに効率的といえます。

ウェブデザインに関することになりますが、バナーを作成する際、あえて素人感を丸出しにした方がリアルな感じが出てクリック率が高くなるケースがあります。

プロっぽいバナーの場合、業者が作成していることがバレバレですので、そこには外注化という費用が発生していることになります。

費用が発生しているということは、当然、何らかの利益があるからこそ費用をかけているわけです。となると、そこで公開されている情報はお金をもらっているからよく書かれているのではないか、あるいは何らかのバイアスがかかっているのではないか、正確な生の情報ではなく、ステルスマーケティングなのではないかという疑問が頭をかすめてしまうわけです。

一方、いかにも素人感丸出しで手作り感のあるバナーの場合、いい感じのリアル感が出てきて、意外とクリック率が高くなるケースがあるのです。このような理由で、販売業者はお金をかければかけるほど成約率が低くなってしまうという、不思議な現象を目の当たりにすることになります。

ただ、素人感丸出しといっても、独特のリアルな感じがでていれば特に問題ないのですが、かなりむごい場合は情報の信頼性にも悪影響が出てきますので、この辺のさじ加減が重要になります。

不快感を与えてしまうほどむごすぎず、かといって、無味乾燥で味気なくなってしまうほどプロすぎずのさじ加減をうまく調整して、リアルっぽい感じのバナーを作成すると成約率も向上していくことでしょう。

7年ほど以前、リスティング広告(PPC広告)を利用してアフィリエイトサイトを運営していたのですが、現在のPPCアフィリエイトはどうなっているのでしょうか?

このPPC広告にはYahooリスティング広告とGoogle Adwordsがありますが、たいていの人は両方を利用したいと考えているはずです。

ただ、ぼくがやっていた頃、アフィリエイトサイトでの運用はしずらくなり、クオリティーの高いサイトでなければ利用できなくなった経緯があります。例えば、独自の検索機能を備えているとか、ランキングサイトでも市場調査やアンケートを取ったうえで根拠のあるデータを提供できなければ、利用することができなくなってしまったわけです。

一番よいのは自サイトで商品を販売することですが、在庫を持たないというのがアフィリエイトの本質ですので、これとは性質が異なります。そのため、集客経路をSEO路線に特化したのですが、このことが結果的にはよかったのかもしれません。

SEO集客に特化することにより、何よりもまずコンテンツの質に注力するようになりましたし、ウェブデザインのスキルも向上したと感じております。

その後、7年の時を経て、再びPPC広告に注目しているのですが、今はある程度の広告費を出せる状態にはなりましたし、ライティングスキルやウェブデザインのスキルなども多少は向上したと感じております。再チャレンジできる余地があるのではないか、そう考えております。

ただ、スキルのなかでも外注化の要素が必要になるのではないかと考えており、すべてを自分一人で対応するのではなく、コミュニケーションスキルが大切なのかもしれません。リスティング広告の利点はスケーリングできる点にありますので、この可能性は未知数と感じておりますが、外注化という要素が必要になってくるものと思われます。