大手ASPの場合、担当者から電話が来ることはほとんどありませんが、中小のASPの場合は電話での連絡が多い傾向にあります。ただ、メールと比較しますと、生産性はあまりないような気がしておりまして、けっこう無駄な時間を取られるケースが多いです。
ひとつの案件の掲載可否について問い合わせをする際、メールだと数行程度で事足りますが、電話連絡の場合は世間話なども入ってくるため、用件が済んだらハイそれで終わりというわけにはいきません。
「最近、調子はどうですか?」みたいなお話になって、何だかんだと時間を消費するハメになります。
何だかんだとお話しているうち、あまり収益化が見込めなさそうな案件でも、掲載してもいいかなという気分になってしまうわけです。
ただ、一時的に掲載することがあったとしましても、そのような収益力の低い案件は最終的にははずすことになりますので、結果的にみますとあまり効率性はよくないです。
なので、電話連絡の場合は、営業トークの流れにつられて即断をしないことをおすすめします。
ご返事は電話ではなく、メールでするように心がけるとよいでしょう。
お盆休み中にいろいろとメールをいただいていたようなのですが、そちらのメール対応を完了させてきました。一人でサイト運営をしていますと、メール対応の部分でいかに時間を省くかが重要な要素となってきます。
私の場合、1日に20通程度のメール対応ではありますが、文字数になおしますとけっこうな量となるのです。
内容はレビュー掲載や広告単価の交渉、税金関連の対応、あるいは訪問者からのご質問など多岐にわたるのですが、ウェブサイトがひとつ完成するぐらいの手間がかかってしまいます。
この点、メールの間合いというのがあるわけでして、ワンテンポおいてから送信しようという方も多いかと思います。これはこれで友人関係でしたら、そういう間合いも大切かと思いますが、仕事上では瞬時に返答するのが一番ではないでしょうか。
私の場合、いちいち間合いを考えていたら手間がかかってしょうがないので、一律で即時対応を心がけておりまして、30秒程度で返信できればと考えている次第です。
不意をつかれた内容ですと、しばらく考慮する期間というのが必要なわけですが、たいていの場合、自分のテリトリーでしたらあらかじめ想定できるケースが多いです。
このサイトは上位表示されたから、広告掲載の依頼がそろそろ来るだろうけれども、この条件以下ならきっぱり断ろうというようなことはあらかじめ考えておく必要があるかと思います。
来てから考えるのではなく、来る前にあらかじめ想定しておく。
そうすると30秒程度での即時返答も可能になるわけなのです。
ホスティング関連の費用とドメインの費用を比較しますと、最近はドメイン関連の出費が大幅を多くなってきております。これは優良な中古ドメインを取得するのに、1個数万円の費用がかかるからなのですが、実はつい先日も5万円を出費してドメインを取得してきた次第なのです。
どうも、記憶のなかでは、ドメインは取れるときにとっておいた方がよいというイメージがございまして、ページランク5~6程度のものに関しては、多少、価格が高くなったとしても、無理をして取得するようにしています。
そうなると不思議なもので、レンタルサーバーにももっとお金をかけるべきではないかという気持ちになってくるものです。
既に十分なサーバー数は保有しているのですが、もっともっとの法則でどんどんお金を使う方向、使う方向へと進んで行ってしまいます。
ただ、管理しきれないもの、使いもしないものというのは、持っていてもあまり良いことはありません。ゴミ屋敷などもそうですが、必要のないものをため込むことによってマイナスの波動が出てきてしまうらしいのです。
また、飲食店などでもよく見かける手法なのですが、わざと店舗スペースを少なくすることにより、行列ができるお店のふいんきを作り出し、人気店として運営されているケースもあります。
つまり、十分なスペースということよりも、狭いスペースでぎゅうぎゅう詰めにして回していった方がかえって儲かるということがあるわけです。もちろん、ネット上のレンタルサーバーについてもいえるかどうかはわかりませんが、必要以上のものを持ち始めたときに衰退がはじまるという法則がありますので、できるだけ今あるものを十分に活用していく方法を探っていきたいと思います。
レンタルサーバーを契約する際、業界のシェアを比較してみることをおすすめします。
手元にデータがないので、実際の数字についてはわかりませんが、大手ではさくらやGMO、あるいはベットなどの会社がありますが、それぞれのグループによって特色があります。利用している管理ソフトや価格帯、あるいはドメインサービスとの関連性など、運営会社によっての個性があるので、その評判などをまずはチェックしてみるとよいでしょう。
一般的に、中小企業のサービスの質が低いようにも見られがちですが、必ずしもそうでもなく、大手の方がかえって使いづらいケースも多いです。ただ、スペック的な面からいうと、やはり大きな会社が運営している方がリソース的な部分や安全性といった面では充実している傾向があります。
これはおそらく、設備投資にかけられる資金面での違いということになるかもしれませんが、その一方、ユーザビリティーの面での細かい配慮という点でいえば、中小規模の会社に利点があるように感じています。
特に、合併によってグループ化している企業の場合、名前は違っていても、実質的にはどれも同じというケースもありますので、実際にさまざまなサーバーを契約されることをおすすめします。
ウェブサイト運営が順調に推移してきますと、次に出てくるのは税金関連の悩みが出てくるものと思います。昨日から確定申告の受付がはじまっておりますが、納税については比較的大きな試練になるかと思うのですが、メンタル的に克服するのはけっこうムズカシイ傾向があるようです。
それもそのはず、年間所得で1800万円を超えた場合には、国税、住民税あわせて50%を超えるわけですので、1年の半分、つまり1月~6月までは税金のために働くことになってしまうわけです。アフィリエイトでこつこつお小遣い稼ぎをして、特別単価などをもらったとしましても、通常報酬よりも大幅に下回ってしまうことになるのです。
つまり、ある一定の収益、おそらくは1千万円程度までは努力と報酬がほぼ比例関係にあるわけですが、それ以上になってくると、努力をしてもしなくてもあまり変わらない、労力に見合った収入が発生しない、いわゆる「のれんに腕おし」ともいえる奇妙な状態になってしまうわけなのです。
もちろん、50%というのは現在の日本の最高税率なので、それ以上の億単位までつきぬけてしまえば、また、比例関係に戻るわけですが、この「のれんに腕押し状態」を乗り切るまでが、アフィリエイターにとっての最大の山場ともいえるでしょう。
この間にやる気がなくなり、モチベーションを維持できずに減収の方向に向かってしまう人、あるいは税金の安い株取引にのめり込む方もいらっしゃるでしょうし、もしくは世をすねて脱税を画策する方もいらっしゃるかもしれません。あるいは、法人化をして失敗する人、または現実逃避でゲームにのめり込む人、旅に出る人などさまざまです。
ただ、税金は決まっているものである以上、払わなくてはいけないわけですので、ウダウダいっても仕方がありません。そこで、効率よくサイト運営していくことが必要になっていくわけですが、サイト運営の規模を大きくすることによって、ある程度の効率化が可能になるものと思われます。
税金で大半を取られてしまうのであれば、その分、サイト運営の規模を拡大して経費として計上し、大規模化をした方がメリットが多いわけです。その際に基本的な経費となるのが、ドメインやサーバー費用、あるいはコンテンツの外注費といえるでしょう。
特に、ドメインとレンタルサーバーの費用はサイト運営に必須の要素になりますので、大量に確保しておいてもよいかと思われます。ドメインの場合、1個で何万円もする優良なものも多いですが、レンタルサーバーの場合、国内だけを考えても、せいぜい100ぐらいなものと思いますので、全部を借りてしまってもそれほど大した費用にはなりません。
レンタルサーバー費用については、特に考えずに、借りれるだけ借りてしまった方がよいものと思われます。